仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
そういえばさっき仕事の話について触れられていた。だったらそこに逃げようかと思ったとき、先に和孝さんが口を開く。
「さっきの後輩とは長いのか?」
「え? うん、もう三年くらいの付き合いだよ」
(世田くんの話? だよね?)
そこに興味を持たれた理由がわからず、和孝さんの方を見ようとした。
が、視界にちらっと映っただけで目を逸らす。
(運転してるとこ……かっこいい……)
ひええ、と声が出そうになるのを我慢して助手席の窓から外へ目を向ける。
顔が熱い。ふたりだけでいることをひどく意識してしまう。
私ばかり一方的にこんな思いをしているなんてずるいような気もした。
「挨拶したとき、紗枝さんの話ばかりしていたから。……かなり仲がいいのかと思って」
「さっきの後輩とは長いのか?」
「え? うん、もう三年くらいの付き合いだよ」
(世田くんの話? だよね?)
そこに興味を持たれた理由がわからず、和孝さんの方を見ようとした。
が、視界にちらっと映っただけで目を逸らす。
(運転してるとこ……かっこいい……)
ひええ、と声が出そうになるのを我慢して助手席の窓から外へ目を向ける。
顔が熱い。ふたりだけでいることをひどく意識してしまう。
私ばかり一方的にこんな思いをしているなんてずるいような気もした。
「挨拶したとき、紗枝さんの話ばかりしていたから。……かなり仲がいいのかと思って」