tomorrow’s shine
「……!」
「奈緒、ばればれ。恭平はお前の名字知らなかったかもしれないけど、奈緒のフルネームは《赤城奈緒》だったし、奈緒には耳あたりに小さなアザがあった……美央は、奈緒にそっくりだったしな」
「…恭平には言わないで…直人っ!」
あたしは直人の腕をつかんだ。
「…言わないよ…恭平…、今それどころじゃねーし。あいつのモトカノ病気でさ…今、すげぇ病気悪化してるらしい」
…え、モトカノ…?
病気?
悪化?
あたしには毎日…あってくれていたのに。
あなたのやさしさに甘えていたあたしのせいで、あなたを苦しめていたなんて―