贅沢な寂しさ ~身分違いの結婚

結婚式の 打合せが 始まって。

悠樹のご両親に 頻繁に 会うようになって。


会う度 私の雰囲気が 変わることに

お義母様は 満足そうに 頷いてくれた。


私は 悠樹のお姉様とも 仲良くなった。

元々 悠樹とお姉様は 仲の良い姉弟だったから。

お姉様は 私にも 好意的に 接してくれて。


私は わからない事や 困った事があると

お姉様に 相談することが できるようになった。


「明日香ちゃん。あんまり 固く考えなくて いいのよ。悠樹と明日香ちゃんの 家庭なんだから。明日香ちゃんが 思うように 新しく作ればいいの。」

官僚と結婚して 2才の男の子がいる お姉様は

2人目の赤ちゃんを 妊娠中だった。


家事や育児で 忙しいはずなのに

私が 電話すると 丁寧に答えてくれて。


私は お姉様に とても 助けられていた。



私の想像を 遥かに超えた 

盛大な結婚式を終え

正式に 悠樹の妻になった私。


会社を退社して 家庭に入って。


昼間 1人で お義母様を訪ねて

柴本家に伝わる 諸々のしきたりを 聞いたりして。


新婚生活は まずまずの スタートだった。





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