切ないほど、愛おしい
翌日。
いつものように定時で仕事が終わり、自宅に向かう。
昨日は色々あって帰るとすぐに寝てしまったから、今日は洗濯をして少し勉強でもしよう。
いくら仕事に余裕ができたといってもまだ社会人2年目の駆け出しである以上、覚えることは山ほどある。
できる時にしなくちゃ。
そう思って職員通用口を出たところで、
「乃恵」
声がかかった。
「徹?」
先週からアメリカ出張に行っていた徹が、そこにいた。
確か帰りは明日の夜のはずだったけれど、
「ずいぶん早かったのね」
「ああ、頑張って仕事を前倒しして帰って来た」
ふーん。
「どうしよう。今日は徹がいないと思って、夕食は用意してないのよ」
1人なら総菜でも買って済ませるつもりだったし。
事前に知らせてくれれば何か用意したのに。
「いいよ。急に帰って来たんだから。どこかで食べて帰るか?」
「うん。でも、疲れているでしょ?待ってくれれば、何か作るよ」
「いや、たまには2人で食べに行こう」
そう言うと、徹は私の腕をとって歩き出した。
いつものように定時で仕事が終わり、自宅に向かう。
昨日は色々あって帰るとすぐに寝てしまったから、今日は洗濯をして少し勉強でもしよう。
いくら仕事に余裕ができたといってもまだ社会人2年目の駆け出しである以上、覚えることは山ほどある。
できる時にしなくちゃ。
そう思って職員通用口を出たところで、
「乃恵」
声がかかった。
「徹?」
先週からアメリカ出張に行っていた徹が、そこにいた。
確か帰りは明日の夜のはずだったけれど、
「ずいぶん早かったのね」
「ああ、頑張って仕事を前倒しして帰って来た」
ふーん。
「どうしよう。今日は徹がいないと思って、夕食は用意してないのよ」
1人なら総菜でも買って済ませるつもりだったし。
事前に知らせてくれれば何か用意したのに。
「いいよ。急に帰って来たんだから。どこかで食べて帰るか?」
「うん。でも、疲れているでしょ?待ってくれれば、何か作るよ」
「いや、たまには2人で食べに行こう」
そう言うと、徹は私の腕をとって歩き出した。