家に帰ったら、見覚えのないゴスロリ美少女が倒れてたんだが。
 ……あ、サクラの靴…。

「サクラ、靴は母さんの履いて」

「あるの?らこちゃんの」

「あぁ、ここに…」

 すると、後ろに気配を感じた。

「……君は?」

 父さんが、サクラに気づいたようだ。

「あ…えっと…」

「サクラだよ。あの人形の」

「え…あぁ、桜子さんが大切にしていた…あの?」

「そ。なぜか知らんが、人の姿になっちゃったんだとよ」

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