君のとなりで恋をします。─下─
「じゃあさ!
私の逢い引きに付き合ってよ!!」
唐突に私の両手をぎゅっと掴んでそう言ったまるちゃん。
「え!?逢い引きって……
…まるちゃん、彼氏いたの!?」
「いやいや!ちがうよ!
私の場合は片思いだから…逢い引きじゃなくて〝夜這い〟かな?」
夜這いって……
真顔でそんなことを言うまるちゃんが、何だか面白くて……
「私も色々考えたんだけどさ…
明日の班行動のこと話そうって言えば、ナチュラルに男子部屋に行けるかなと思って…」
〝どうかな?〟と首を傾けるまるちゃんの目があまりにもキラキラと期待に満ちていて…
私は思わず首を縦に降ってしまった。