君のとなりで恋をします。─下─
「香純…。聞いてくれる?」
「うん。もちろん。」
咲花が悩んでるなら、それをしっかり受け止めて、一緒に考えたい。
咲花は、私の親友だから…。
そう意気込む私の隣で、咲花はゆっくりと口を開いた。
「私……修学旅行の時、葵ちゃんに告白されたの。」
「うん…。」
「今までもたぶん、どこかで葵ちゃんの気持ちには気づいてたんだけど…
でも…いざ面と向かって告白されると、どう接していいのかわからなくなって………」
「そっか。」
やっぱり、咲花が私たちの距離を取ってたのはそれが理由だったんだ。
まぁ、それもそうだよね。
今まで幼馴染みだと思っていた相手に突然告白されたら…
たとえ以前から相手の気持ちに気づいていたとしても、動揺してしまう。
幼馴染みが突然、〝異性〟に変わるんだから。