君のとなりで恋をします。─下─
「…え?なんで笑ってんすか?」
「前に読んだ雑誌のインタビュー記事に、〝チョコが好き〟って書いてあったから…
本当にその通りなんだなーと思って(笑)」
「え!?あの記事見たんすか!?
……はっず…。」
真っ赤な顔で照れる市原くん。
あのバスケ界のトップスターとも言える彼がこんなに全力で照れるなんて…
レアなものを見てしまった。
「何も恥ずかしくないよ。
特集組まれるなんて、すごいことだよ?
さすが高校No.1シューティングガード!」
私がグッと親指を立てると、彼はさらに顔を赤らめて別の話題を探し始める。