君のとなりで恋をします。─下─









「何も無いよ。

香純が隣にいてくれるだけで充分。」









そう言って笑う柊吾に、思わず頬が緩む。


…いやいや!和んでる場合じゃない!










「うーん……

そうだ!…ちょっと待っててね!」









これ以上聞いたところで彼は答えてくれないと判断した私は、柊吾を置いてすぐそこにあったスポーツ用品店に駆け込む。



何もいらないと言っている相手に押し付けるのは、ただ私のエゴかもしれないけど…

私も柊吾に何かしてあげたい。





それに…

今思えば、付き合い始めてから一度も柊吾にプレゼントとかしたことないんだよな…




私はバスケコーナーにある商品を迷うことなく手に取り、購入した。










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