君のとなりで恋をします。─下─
「あ、香純ー!桜ちゃーん!」
「桜河、お前また寝坊したな!?」
元気な声に振り返ると、そこには葵斗と咲花がいて…
柊吾と桃奈さんの姿がないことを確認して、一人ほっとする。
「本当に、桜ちゃんは朝弱いね。」
「残念。今日は桜河じゃなくて、私なの。」
「…え、香純が?珍しいね。」
大丈夫。いつも通り笑えてる。
私は、そんなに弱くない。
「香純、今日は朝練じゃねぇの?
柊吾もあの女もいなかったけど。」
葵斗のその言葉に心臓がドキリとして、その脈で頭が痛む。