君のとなりで恋をします。─下─
「あー…ははっ。
寝坊しちゃったからね(笑)」
なるべく悟られないように、取り繕う。
本当は葵斗と咲花にも、柊吾と別れたことを報告するべきなんだと思う。
だけど…
私のせいで幼なじみ5人の関係が崩れて、気まずくなってしまうと思うと…なかなか言い出せなかった。
「桜河の怠けがうつったんじゃね?」
「あー、かもしれない。」
「…んだとこら。」
私たちは、笑いながら校内に入る。
昇降口で靴を脱ぎ中に入ると、掲示板の前に何やら人だかりが出来ていることに気づく。