君のとなりで恋をします。─下─
「…なんの騒ぎだろう?」
普段掲示板なんて誰の目にも止まらない。
だからこそ、あの人だかりは異常だった。
「おーっす。はよー!
何の騒ぎ?」
葵斗がサッカー部の友達に、元気よく後ろから飛びつくと、こちらに視線は集中して…
「…あ、成宮さんだ。」
「あー、あの子が…?」
ヒソヒソと周りから聞こえる声。
え、私…?
「あの…通してください。」
その掲示板に何があるのか気になり、私はたくさんの人を掻き分けて前に出る。
─────ドクン…
「…え?」
「…何だよ、これ…。」