泣いて、凪いで、泣かないで。
楽譜をロッカーに忘れてきてしまったことに気付いた私は、部長のなっちゃんに断り、練習前のミーティングを抜け出して教室に戻った。

すると、そこには男子達がたまっていた。

何やら話をしている。

私はバレないようにそっとしゃがみこみ、話を聞いていた。


「鳴海さぁ、瀧内といい感じじゃ~ん」

「だよな~。すっげえイチャついてるし」

「もしかして、イケないことしちゃってたり......」


私の頬が熱くなり、両手で押さえた、その時。


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