【短】君のヤキモチで、
──放課後。
いつもの待ち合わせ場所、といっても下駄箱付近。
だけど待っていても全く来る気配がない。
LINEにも何一つメッセージは来てない。
「はぁ。また上行かないといけないのか……」
ため息をつきつつ、私は彼のクラスの元へ足を運んだ。
だいたいなんで私がお迎えに行かないといけないワケ!?
彼氏でしょ!?
フツーは彼氏が愛してやまない彼女を待ってるのが常識じゃない??
レディーファーストだよ!そうレディーファースト!!
そう思うと親友の彼氏は羨ましいよ……。
まあ、彼はそんなタイプじゃないのは知ってるんですけどねー……。
……はぁ。
2階に着くと、3-6の教室へ更に足を速めた。