【完】スキャンダル・ヒロイン〜sweet〜
「静綺ー何飲むー?美味しいそうなのいっぱいだねぇ。
さすが平日人気カフェでも空いてて良かったねぇ~」
「本当だ~美味しそうなのいっぱい。
迷っちゃう…キャラメルホイップも捨てがたい。けれどヘーゼルナッツも美味しそうだし。」
「私バニララテにするッ」
「りっちゃんは決めるのが早いなぁ~…。えーどうしようー迷うー」
「だってどこに行ってもバニラにはハズレがないもん。
静綺はハッキリしてそうに見えて優柔不断な所があるからね。」
「抹茶も飲みたいしチョコラテも飲みたいしなぁ~…。どれも美味しそうで決められないよ」
迷いに迷った挙句結局キャラメルホイップで落ち着いた。
休日は人気で入るのが大変なカフェも平日のせいか空いていた。
室内は温かく、キャラメルホイップの甘さが口いっぱいに広がり気持ちも落ち着いてきた。
「そう言えば優柔不断ついでに迷っている事があるんだけどさぁ」
「迷っている事?」
「12月2日、真央の25歳の誕生日なの!」
「そうなの?!付き合って初めての誕生日じゃん。気合い入るねぇ~。姫岡さんオフは取れそうなの?」
「それが全然。あの人最近すっごく忙しいから。
でも寮の皆でサプライズバースデーをしようって話はしてるんだ」
「何それ!めっちゃ楽しそうじゃん。いいねぇ~……で、何を迷っているの?」
「誕生日プレゼントよ」
「あーー…あー…そっかそっか」