【短編】全てをキミに
「恥ずかしい……ッ」

手は縛られているため隠せない。
もどかしさに悶えていると、雄が言った。

「俺しか見てないから、大丈夫」

雄が私の胸を触り始める。

「やっ……くす……やあッ……」

体がごろんごろんとベッドを行ったり来たりする。

「その声、もっと聞かせて?」

妖艶な声が耳元で囁かれた。
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