遺書
「嫌だ、読みたくない」
「何で?前は読んでくれて、また読みたいと言ってくれたのに、最近は全然読んでくれないじゃん!」
「若い才能に嫉妬しそうだから」
「嘘っぽい…」

私が頬を膨らませてむくれると、叔父さんはハハっと笑う。そしてふと、壁掛け時計に視線を向けて叔父さんは立ち上がる。

「そろそろ蛇島が来る時間だ。次の話の打ち合わせだから、今日は帰れ」
「えー、前は良かったじゃん」

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