君を輝かせるのは私だけ。

手をまぁまぁ力強いチョップではたき落とされる。

「だ、騙されないって何?」

そう聞いても返ってくるのは、

ジトーッとした視線だけ。

え、なんかした?

「ねぇ、あお?」

「…あ、そうだ祐真さんサーブのフォームどうなりました?」

話を変えられて、その会話は強制終了。

な、なんで…

少し泣きたい気分になりながら、

サーブの話をしたら、

キラキラした視線が返ってきてまた複雑。

なんで俺、騙されない、とか言われるの!?

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