ロミオは、ふたりいない。

オレが先輩と別れた次の朝



キミは笑ってた




「リョータ、落ち込むなよ…
きっとまた好きな人できるよ」


いつもユートは慰めてくれる



うん、できる…

だいたいすぐ好きな子がみつかる



何回も失恋してるオレを見てるから

ユートは知ってる



ユートみたいに彼女作らなければ

こんな辛い思いしなくてもいいのかな?



「ユートは彼女欲しいとか思わないの?」



「んー…オレは…いいかな…
リョータといると楽しいし…」



そう言ったユートの視線の先に



太陽みたいに笑う

キミがいた




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