ロミオは、ふたりいない。

「痛…!」



「ちょっと、珠莉!大丈夫?」



自販機に並んでたら

走って来た女子が

思い切りぶつかって来て転んだ



「うん…私がボーっとしてたから…」



膝から血が出てた

痛い…



「待てよ
謝れよ!
ケガしてんだろ!」



後ろで声がした


廣永だった



「あ、ヒロくん♡
気付かなかった…
わざとじゃないし…」



「気付かないわけないじゃん!
あんな強く当たってて」



「ごめんなさい…」



「オレじゃなくて
木々羅に謝れよ!」



「ヒロくん
ナルくんに言わないでね」



「やっぱ、わざとだろ!」



やっぱり…



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