■王とメイドの切ない恋物語■
「それはそうと、リリア、実はね…」
エリザベス姫の顔が赤くなる。
なになに?
エリザベス姫、いつもと様子が違うよ。
「エリザベス様、何かあったんですか?」
少しの沈黙の後、照れくさそうに口を開いた。
「うん、実は…、幼なじみのミランに告白されたのよ」
そうだったんだ。
エリザベス姫、可愛いもんね。
根はいい人だし。
ミランって、どんな人なんだろう?
エリザベス姫は、ミランのことを考えているのか、遠くを見つめる。
「ミランって、キザで、おせっかいで、いつも喧嘩ばかりしてたんだけど、まぁ…結構いいとこもあるのよ」
あ、エリザベス姫、すごく嬉しそうな顔してるよ。
そうなんだ、ミランさんって、いい人なんだ。
幼なじみなら、エリザベス様のよき理解者になってくれるはずだよね。
「エリザベス様、顔がにやけてますよー」
エリザベス姫を、ツンツンしてみた。
エリザベス姫は、真っ赤になって
「もー、うるさいわね。仕方ないでしょー。…絶対幸せにしてくれるって言うから、しょうがないから、付き合ってあげることにしたわ」
そう言うエリザベス姫の顔は、とても幸せそうだった。
今の私と、同じ顔してるね。
「エリザベス様、おめでとうございます」
「ありがとう、リリア」
私たちは、手すりに寄り掛かったまま、空を見つめる
「リリア。私達・・・、たくさん幸せになれるといいわね」
「はい。お互いがんばりましょうね」
私達は、笑顔でテラスを後にした。
エリザベス姫の顔が赤くなる。
なになに?
エリザベス姫、いつもと様子が違うよ。
「エリザベス様、何かあったんですか?」
少しの沈黙の後、照れくさそうに口を開いた。
「うん、実は…、幼なじみのミランに告白されたのよ」
そうだったんだ。
エリザベス姫、可愛いもんね。
根はいい人だし。
ミランって、どんな人なんだろう?
エリザベス姫は、ミランのことを考えているのか、遠くを見つめる。
「ミランって、キザで、おせっかいで、いつも喧嘩ばかりしてたんだけど、まぁ…結構いいとこもあるのよ」
あ、エリザベス姫、すごく嬉しそうな顔してるよ。
そうなんだ、ミランさんって、いい人なんだ。
幼なじみなら、エリザベス様のよき理解者になってくれるはずだよね。
「エリザベス様、顔がにやけてますよー」
エリザベス姫を、ツンツンしてみた。
エリザベス姫は、真っ赤になって
「もー、うるさいわね。仕方ないでしょー。…絶対幸せにしてくれるって言うから、しょうがないから、付き合ってあげることにしたわ」
そう言うエリザベス姫の顔は、とても幸せそうだった。
今の私と、同じ顔してるね。
「エリザベス様、おめでとうございます」
「ありがとう、リリア」
私たちは、手すりに寄り掛かったまま、空を見つめる
「リリア。私達・・・、たくさん幸せになれるといいわね」
「はい。お互いがんばりましょうね」
私達は、笑顔でテラスを後にした。