俺様社長と溺愛婚前同居!?

 賢人さん、どんな部屋で寝ているんだろう?

 寝ているときの賢人さんって、どんな感じなんだろう……?

 そんなことを想像して、ちょっと照れる。


 部屋に入ると、クイーンサイズのベッドが置いてある。その奥には大きな窓があって、東京の街が一望できた。

 さらにその奥にも扉があって、入っていくとトイレとバスルームへ繋がっている。


「ここにもお風呂あるんだ……?」


 さっきこの家に来てすぐにトイレとバスルームの案内をしてもらった。なのに、ここにもトイレとバスルームがあることを疑問に思う。


「汗をかいたときに流す用かな」

「ふうん……」


 賢人って、寝汗がすごい人なのかな……?

 なんてことを想像していると、いきなり顔を覗き込まれる。


「なんか、的外れなことを考えていそうな顔だな」

「え……?」

「もう少し色っぽいことを想像くれてもいいんだけど?」


 色っぽいこと……?
 寝室、ベッド、お風呂、色気……と想像したところで、大人な雰囲気なことを思い出した。


「え、ええ……っ、そういうこと……に、使う……の?」

「反応、遅……」

「もおおーっ、やだ! 賢人さんってば、いつもそんなことしてるの!?」

 かああ、と頬を熱くして、彼の腕を何度も叩く。
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