社長とわたし
彼女の本音

一馬さんの、悲しい顔を見続けることなんか出来なかった。

婚約者のりさこさんは、
一馬さんの部屋から出ると、思い付いたかのように、


弟の一也さんは何か知ってるかもしれない。


運転手に、一也さんの会社に行くように伝える。


その時、一也は、
お墓にいた。


兄貴のお母さん死んでたよ。
なのに、親父に騙されている。

なんで、墓の前で俺は泣いてるんだろう。

兄貴になんて、伝えれば。


兄貴の代わりに、お墓参りをし、駐車場に向かうと、
兄貴の婚約者の梨沙子さんがいた。


「こんなとこでなにしてるんですか。」

兄貴の婚約者と初めてしゃべるにも、関わらず、
なぜ、怒ってるのかも、わからないでいた。
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