【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
「何を言ってるの?」

「だっていつも、肝心なことを話してくれないし。生徒と教師の関係じゃない今だったらなんでも話してくれるって思っていた。なのに楓舞さんは全然あたしに...彼女のあたしに話してくれない...!あたしは楓舞さんの本当の彼女じゃない!本当の彼女は冬和さんなんだ...!子供のあたしは楓舞さんにふさわしい彼女になんかなれない。楓舞さんに本当にふさわしいのは藤川先生なんだ...!」

「違う!僕にふさわしいとかそんな事関係ない。本当に僕にふさわしいかどうかは僕が決める!勝手なこと言うな...!何が藤川先生だ。何が本当の彼女じゃないだ!今の僕の本当の彼女は奏だ!冬和じゃない、君なんだ...!」

「違う...!」
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