【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
・・・あっ!また勢いに任せて言葉を発しちゃった。事実とはいえ、大きな声で薬師寺先生の方が好みって。好みだけど...ああー!恥ずかしい...!穴があったら入りたい。

『ふふふ。そうか僕の方が好みなんだ。そんなにハッキリ言われちゃたら照れちゃうよ』

「あんまり言わないで下さい!恥ずかしいです////」

『なんで?僕は嬉しかったよ。奏に好みだって言われて。あっ、そろそろ切るね。明日も学校でしょ?早く寝るんだよ』

「はい。あの、また電話してもいいですか?」

『いいよ。遠慮しないでかけておいで。僕もなるべく出るようにするから。じゃあ、おやすみ』

「おやすみなさい」
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