【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―

「私は言ってませんよぉ? なんだか、授賞式を抜け出して、社長が先輩をエレベーターに連れ込むところを目撃した人がいるみたいです」

「も、目撃?!」


そ、そうなんだ。

一応確認はしたけど、あの時は自分のことしか考えていなくて注意力が散漫だったかもしれない。

なにせ、一緒にいたいとしか考えていなかったし⋯⋯


オロオロとあの日の記憶をめぐらしていると、


「でも、気にする必要ありませんよ」

「え?どういうこと?」

「私がなんのために、高橋先輩たちの前に真島先輩を突き出したと思っているんですか?」


美久ちゃん得意げな顔をして見せた。

突き出した?
< 427 / 489 >

この作品をシェア

pagetop