こぼれ落ちていく
だけどその夜。
今竜也の所に帰ったら
母はもっと怒ると思って
私は素直に自分の部屋ですごしたんだ。
久しぶりの我が家での食卓は、
とても楽しい時間。
なんて程遠いものだった。
父は普段から家にいない。帰ってきても、夜中。
だから私は
父とはめったに逢わないしめったにしゃべらない。
私には、姉が1人いる。
大学生だ。
姉は大好き。
大好きだけど、
今日の姉は私を睨むことしかしなかった。
しゃべりかけても無視をする。
あっ………。
姉も怒ってるんだ。