Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
次第に何も考えられなくなり、豊のコトしか見えなくなっていく。

心と体の全てで彼を感じ取り、甘い愉悦に溺れていった。

互いの体液で湿り、乱れたシーツの上に横たわる。
カラダの内側は今も悦楽の波がさざめいていた。
彼の腕枕で肌を寄せ合う。

「…ダメだな…このまま睦月とこうしていたい…」

「豊…」

「…やっぱり睦月でなきゃダメだ…」

豊は私の乱れた髪にスーッと櫛のように指を通す。

「睦月…愛してる」


深愛に満ちた彼の瞳は極上に蕩けていた。

「私も愛してる…」

「これからはずっと一緒だ・・・睦月」

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