いつか、君の夢を見た。【完】



「朝夏、大丈夫か?」


「うん、白崎くんありがとう……」



俺が肩を貸したことで安心したのか、朝夏の乱れていた呼吸が少し落ち着いた。



「とりあえず、保健室行こっか」



俺の問いに朝夏は静かに頷いて、俺の手をギュッと握った。



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