優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
『結菜!!』


え?嘘!


どうして川崎君が?


『結菜ちゃん!』


突然現れた不審者に対して、咄嗟に2人が私を守るように前に立ってくれた。


『結菜…俺、やっぱりお前を忘れられないんだよ。俺にはお前しかいないんだ。頼むよ、また2人で愛し合おう、俺を捨てないでくれよ』


『嫌、やめて!来ないで』


川崎君の変わり果てた姿に、私は恐怖を感じ、足がすくんだ。


きっと2人は、この状況が何なのか掴めてないだろう。


『帰って下さい!警察呼びますよ』


必死に盾になって守ろうとしてくれる2人。


『うるさい、お前ら同居人か!お前らのせいで、俺達は別れることになったんだ。お前らのせいで…』


川崎君、本当にどうしちゃったの?


この間の電話は何だったの?


『違う!2人には何の関係もないよ。私がもう会わないって決めたの』


『とにかく警察に連絡するから』


祥太君のその言葉に舌打ちして、川崎君は慌てて出ていった。


祥太君と文都君のおかげで助かったけど、まだ足の震えが止まらない。
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