行き着く先は・・

•切なる願望


「私····ばっかり····と、思っていました。」
と、伝えると
「自分がこんなになるなんて
思ってもいなかった。」
と、言うと再びキスをしながら
部屋着の中に手を入れ
ブラの上から私の胸を優しく
揉みあげる
「···いゃ····」
口から首筋に唇を這わせながら
私の部屋着を脱がせ
ブラのホックを外して
自分も脱ぐ
裸な姿にはずかして胸を腕で隠し
足も曲げようとすると
聡吾さんの体が足の間に入り
閉じれなくなり
腕は、外されて自分の首に
回すように言われ、
胸先を口に含み
吸ったり、甘がみしたり
片手は、お腹や腰を撫で太ももに這わす
「······ぅん······フゥ···んっ···」
「のあっ···のあっ···」
聡吾さんの指が私の中に入ると
腰がビクッと
「·····んっ···はぁ···ん···」
指で翻弄されながらキスをされたり
胸を吸われたり
「·····んん···んっ····」
「のあ、入れるぞ。」
と、言うと聡吾さんが入ってきて
「ひゃん···んんっ····」
「うっ···っうん···はぁっ····」
聡吾さんは、腰を深く深く打ち付けてくる
「····やっ····ん···ぅん····」
「の··あっ···たま···らっ···なぃ····」
加速していけ聡吾さんに
しがみつくのが精一杯の私は
いかされて意識が飛ぶ。

温かさに目を覚ますと
湯船の中·····
「大丈夫か?」と、言う聡吾さんに
頷きながらもたれかかると
お腹に回された手がもぞもぞ動きだし
腰には、聡吾さん自身を感じると
自分の中に熱いものが·····と
考えていると
聡吾さんが私の中に入ってきて
「······ひゃっ····んっ···」
「くっ····ふぅん·····」
下から何度も聡吾さんに突き上げられ
果てると身体を簡単に拭かれ
ベッドへ、下ろされ
またまた、聡吾さんに翻弄されて
ぐったりしたまま頭は真っ白に。

回りの明るさに目をさますと
身体中は、気だるいが
聡吾さんに抱き締められて
眠っていた。
幸せ~と思っていると
ギュッと抱き締められて
目を覚ましたのか
と、頭を上にあげるが
聡吾さんの瞳は閉じられていたから
聡吾さんの胸におでこをつけて
目を閉じる·····と、再び眠りについていた。

聡吾は、そっと目を開けて
希空を自分に寄せて抱き締めた。

自分が女性に···まして、
他人に対してこんな気持ちに
なるなんて·····
思っても·····いなかった····
希空だけは、なぜか興味がわくのと
存在が気になると······
不思議に思っていた····が

これが恋と言うものだったのか
と、改めて思う
希空の全てが可愛くてしかたないし
希空に他の奴が触った所を見た時に
腹の中が真っ黒になるような感覚が
沸き上がる····これは、嫉妬?

いつも一緒にいたい
自分の目の届くとこにいてほしい
誰にも優しい眼を向けて欲しくない
微笑むのも俺にだけにして欲しい
そんな気持ちを持つ自分に
驚きと願望に挟まれている。
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