吸い込んで、夏。
「クラスメイト?」
頷く。千代田、深呼吸。
わたしはスプーンで氷を掬いあげた。
こおり。
「ねぇ、おれだったりする?」
とけた。
「〜っ!?」
ばっ。彼を見る。
いつ。どうして。なんで。
「知って──」
顔が赤いのは。
「まじ?」
わたしよりも、千代田かも。
「いや、あの、自惚れだよな。って思いながら訊いたんだけど……え」
千代田は小さく笑って、慌てたように溶けたみぞれを口にうつす。
「……まじ」