【完結】私が恋した上司は、野獣系メガネ上司でした。
「部長、戻りました」
「おかえり。太田さんから話は聞いてるから」
「はい。あ、先日頂いた案件、すぐ企画書作ります」
「よろしくね?期待してるわよ〜」
「はい。失礼します」
篠崎さん、あの後何してたんだろう?
目の前に座る篠崎さんを見つめてみた。
「あ、あの、篠崎さん……」
「太田、どうした?」
「さっきの企画書、直し終わりました。確認、お願いします」
「ああ」
直した企画書を手渡して、篠崎さんに見てもらう。
しばらく見て、「うん。大丈夫だな」と言ってくれた。
「ありがとうございます」
「その資料、部長に提出してこい」
「はい。ありがとうございます」
部長に直しを入れたばかりの企画書を提出し、また自分のデスクへと戻った。
ふと篠崎さんを見ると、篠崎さんはパソコンに向かいながら、ひたすら文字を打っていた。
篠崎さんのその真剣な目、真剣な表情、とてもカッコいい。
つい見惚れてしまいそうになる。