死にたがり屋の少女は暴走族と・・・Ⅰ
「どこで食べるか?」


「おっ、あっちなら良くね?」


と蒼弥が指を指したところはちょうど人も居なく、ベンチもあった。


「じゃああっちに行くか。」


とそのベンチに座り、


「ほら。食べてみろ。」


と璃羽都に言われ、焼き鳥を食べてみると


「ん〜〜!!」


この味はっ…


「美味しい…!!」


と顔が自然に緩んでしまった。


「もしかして焼き鳥初めて?」


「うん。聞いたことはあったけど食べたことはなかった。」


でも…食べて良かった!!ちょー美味しい!!


「それなら良かった。」


と3人で焼き鳥を食べ、そのあとも焼きそばや、りんご飴などを食べ、帰ることにした。


「全部美味しかった。」


「なら良かった。な、璃羽都?」


「おう。なら、来年も行こうな?」


来年…私はその頃にはこの世に居ない。


できない約束は…しない。
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