冬の花
「今現在、彼は君のストーカーとして、世間では思われている。
普段から周りにも君の大ファンだって話してたみたいだし。
君のストーカーのあの刑事の彼が、君に暴力をふるっていた父親を殺し、君に好意を寄せる幼なじみを殺し。
後、君に、その…、仕事を盾に俺が君の事を良いようにしてるから、って世間には思われている。
だから、そんな俺を殺そうと…。
あの時、君が俺を庇った事とかから、
俺達が恋人同士じゃないか、とも思われてたり。
何処から情報が漏れているのか、
あの舞台挨拶の前の日、君が彼に電話したのも、さっき君が話した感じで漏れていて。
俺達が一緒に居た事に嫉妬して逆上しての犯行じゃないか、ってさ」
私もそんな風な見解を、
私の元に来ていた刑事さんから聞いた。
私と鳴海千歳との関係に嫉妬し、
あの電話の翌日、あの舞台挨拶の場所に、阿部さんは現れた…。
「阿部さん、私のあの電話が無くても、
あの場所に現れたでしょうね」
「そうだろうね。
君の父親の遺体が見付かり、君に対しての世間の疑惑が濃くなって行くのを見ていて、
そうするしかないってずっと考えていただろうね。
証人となってくれる人間が沢山いるあの場所は、最善だったのだろう。
きしくも、それは彼の勤めるK県警のあるK県の映画館で、
あの日前日に起こった拳銃を持った立て籠り事件で、彼も銃を所持していた。
それらが、彼の気持ちを奮い立たせたのかも」
「私のあの電話も…」
きっと、私のあの電話も、
阿部さんのあの強行の後押しをしたのだと思う。
私が自首する前に、と…。
普段から周りにも君の大ファンだって話してたみたいだし。
君のストーカーのあの刑事の彼が、君に暴力をふるっていた父親を殺し、君に好意を寄せる幼なじみを殺し。
後、君に、その…、仕事を盾に俺が君の事を良いようにしてるから、って世間には思われている。
だから、そんな俺を殺そうと…。
あの時、君が俺を庇った事とかから、
俺達が恋人同士じゃないか、とも思われてたり。
何処から情報が漏れているのか、
あの舞台挨拶の前の日、君が彼に電話したのも、さっき君が話した感じで漏れていて。
俺達が一緒に居た事に嫉妬して逆上しての犯行じゃないか、ってさ」
私もそんな風な見解を、
私の元に来ていた刑事さんから聞いた。
私と鳴海千歳との関係に嫉妬し、
あの電話の翌日、あの舞台挨拶の場所に、阿部さんは現れた…。
「阿部さん、私のあの電話が無くても、
あの場所に現れたでしょうね」
「そうだろうね。
君の父親の遺体が見付かり、君に対しての世間の疑惑が濃くなって行くのを見ていて、
そうするしかないってずっと考えていただろうね。
証人となってくれる人間が沢山いるあの場所は、最善だったのだろう。
きしくも、それは彼の勤めるK県警のあるK県の映画館で、
あの日前日に起こった拳銃を持った立て籠り事件で、彼も銃を所持していた。
それらが、彼の気持ちを奮い立たせたのかも」
「私のあの電話も…」
きっと、私のあの電話も、
阿部さんのあの強行の後押しをしたのだと思う。
私が自首する前に、と…。