結婚はあきらめ養子を迎えたら、「お義母様大好き」と溺愛されています
「だ、だけど、でも……アルバートの悪評は防げても、でも、アルバートが嫌じゃないかしら?私、30歳なのよ?アルバートはまだまだ未来のある18歳。……迷惑よね、嫌よね。あ、でも、貴族は愛人を持つのも良しとされてるし、結婚は形ばかりでアルバートには若くてかわいい愛人を持ってもらえばいいのよね?アルバートと愛人の子を孫だと思ってかわいがることにするわ。うん、養子に向かえるのはその子でいいわよね?あら?まぁ?なら、何も問題はない……のかしら?」
ハンナが私の顔を見た。
「リーリア様はそれでよろしいのですか?」
「え?」
「夫となる者が、愛人を囲っても平気なんですか?」
ハンナの言葉に、寝ているアルバートの顔を見る。
アルバートが若くてかわいい子と……。
……。ズキンと胸の奥が痛む。
お父様は亡くなったお母様一筋で、後妻を迎えようとしなかった。愛人も作りはしなかった。
一途に一人を愛するお父様が私は大好きで誇りだった。
でも……。
「12歳も上の私が……妻として愛情を向けてほしいだなんて……」
言えるわけない。
願ってはいけないことだ。
「おや、たかが12歳差ではありませんか」
セバスが笑う。
たかが?
「そうですねぇ。先代公爵様、リーリア様のお父様とお母様は14歳差でしたね」
はい?
あれ?
「先代公爵様が20歳の時、34歳だったリーリア様のお母様に一目ぼれをして周囲の反対を押し切って結婚したんでしたねぇ……」
え?
うそ、そうなの?知らないよ?そういえば、お母様は幼い時に亡くなっていて、年齢とかそういうの全然聞いたことも無かったけれど……。
「リーリア様を産んだのは35歳の時でしたから、リーリア様はまだ30歳とお若いですから、2人3人とお子様も期待できるでしょう」
セバスとメアリーが二人で盛り上がっている。
「え?あの、私が、アルバートと結婚?」
ハンナが私の顔を見た。
「リーリア様、それしかないようですから、仕方がありませんっ」
ハンナが鼻からふんっと息を吹き出す。
「こうしちゃいられません。早く足を直さなければ!リーリア様の結婚式の準備を整えるのは私の仕事です!誰にも譲りませんっ!」
え?
あの、その?
まって、まって。
「アルバートの気持ちもあるし、あの、だって……え?」
おしまい
ハンナが私の顔を見た。
「リーリア様はそれでよろしいのですか?」
「え?」
「夫となる者が、愛人を囲っても平気なんですか?」
ハンナの言葉に、寝ているアルバートの顔を見る。
アルバートが若くてかわいい子と……。
……。ズキンと胸の奥が痛む。
お父様は亡くなったお母様一筋で、後妻を迎えようとしなかった。愛人も作りはしなかった。
一途に一人を愛するお父様が私は大好きで誇りだった。
でも……。
「12歳も上の私が……妻として愛情を向けてほしいだなんて……」
言えるわけない。
願ってはいけないことだ。
「おや、たかが12歳差ではありませんか」
セバスが笑う。
たかが?
「そうですねぇ。先代公爵様、リーリア様のお父様とお母様は14歳差でしたね」
はい?
あれ?
「先代公爵様が20歳の時、34歳だったリーリア様のお母様に一目ぼれをして周囲の反対を押し切って結婚したんでしたねぇ……」
え?
うそ、そうなの?知らないよ?そういえば、お母様は幼い時に亡くなっていて、年齢とかそういうの全然聞いたことも無かったけれど……。
「リーリア様を産んだのは35歳の時でしたから、リーリア様はまだ30歳とお若いですから、2人3人とお子様も期待できるでしょう」
セバスとメアリーが二人で盛り上がっている。
「え?あの、私が、アルバートと結婚?」
ハンナが私の顔を見た。
「リーリア様、それしかないようですから、仕方がありませんっ」
ハンナが鼻からふんっと息を吹き出す。
「こうしちゃいられません。早く足を直さなければ!リーリア様の結婚式の準備を整えるのは私の仕事です!誰にも譲りませんっ!」
え?
あの、その?
まって、まって。
「アルバートの気持ちもあるし、あの、だって……え?」
おしまい