ドSの蓮くんは私だけに甘過ぎる!!

本当に君達は私のヒーロー

私は蓮くん達から逃げるように走り出した。




蓮「ちょっ結絵!?」


慌てて追いかけてくるみんな。






ごめんね。でもやっぱ今更断るなんて無理。それに乙葉ちゃんこお姉さんがやったって証拠もないし……




せっかくだもん!行こうっ!




微笑みながら家に超特急で向かう。


ヤバイッ蓮くんに追いつかれる……!


結絵「れーんくん♡」

蓮「な!?」

顔を赤くした蓮くん。

結絵「蓮くん結絵ちゃんが大好きなんだよね♡だったらちょっと大人しくしてね♡」

蓮「な!?」

ふふっ。日ごろからやられてるんだから少しはできるんだもーん。



はははっ。自業自得だなっ。




蓮「結ー絵ちゃん♡」

な!?

ま、まさか!?


蓮「蓮くんの技使おうだなんて10000000000年早いよ♡」

な!?使ってきた!?

結絵「れーんくん♡結絵ちゃんの事しゅきならゆうこと聞いて……!」

ちょーぜつぶりっ子でいうと蓮くんは顔を赤く染め上げた。

蓮「お、おれはお前の安全をっ……っ……可愛い……」

結絵「な!?」

そ、そうだ……


私だれかに可愛いって言われると……


あー!もう家はもうすぐなんだから走れー!!!










そしてどうにか乙葉ちゃんの家へ。






ピィーンポォーン



ガチャ


乙葉「はーい。ふふっ。」

結絵「……?あ、こんにちはっ。」

乙葉「来てくれてありがとう。」







乙葉の部屋〜


乙葉「先輩達もいるのよ。」

結絵「え……?」


ガチャっとドアが開く。



すると……?




「こんにちはぁ。この間はごめんなさいね。」


こ、この間、ハサミで刺し殺そうとしてきた人達……?

音野「こんにちは。乙葉の姉の音野です。」

こ、こんなおしとやかな人が写真を流出する訳ないよね……


音野「猫耳写真。ズルイわ」耳元

な!?も、もしかして!?




う、嘘、朔先輩が言っていた通り……




夜。





「じゃあ始まるわね。」

な、なに!?

「夜は長いんだから。ゆっくり」





     “苦しませてあげる。”


う、嘘……



助けて……蓮くん……みんな……




私、ちゃんと断っておけばよかった……





私って本当にバカッ!







目の輝きが消えて行くのがわかった。






蓮くん……みんな……




その時……



ピィーンポォーン


乙葉「あっ。私が出るね。」



ガチャ


乙葉「れ……」



ん?れ?

乙葉「蓮様!?」


キャー!!!!と女子達が言い出す。


うるさい……


鈴「先輩!」


すると鈴くんが私に抱きついてきた。


ひゃっと声をあげる。


結絵「ど、どうしてここに……?」

咲夜「結絵姫をお助けに参りました。」

ほ、本物の王子様みたいっ……



カッ……カッコいい……




蓮「おいっ!結絵!」

結絵「れ、蓮くんっ……!」


ギュウッ





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