ドSの蓮くんは私だけに甘過ぎる!!
蓮「それはよかったね。」

結絵「よくないー!」

ムニュッ

私は蓮くんの頬に手を当ててギュッと引き詰めた。

蓮「な!?」

結絵「授業中なんだからっ!」

蓮「じゃあ授業終わったらいいの?」

結絵「そ、そう言う訳じゃない!」

蓮「あ。そうだー!こないだのキスの続きしてあげる。」

結絵「いい!結構!」


こんな学校でキスなんてされたら女子に殺されちゃう!



どうしてわからないのー!?


あっ。


想像〜

蓮「俺わかってたけど。結絵の事守るから。だからチューさして?」





結絵「みたいな!?」

蓮「まぁいいや。」

結絵「?」

蓮「あんまり嫌な事して嫌われても嫌だし。」

意外と気遣ってくれてる……?のか……?



わかんないけど助かった〜



でもそのぐらいで嫌いになったりはしないよ。



だって蓮くんだし。




蓮「誕生日、なにがほしい?」

顔を赤くして言ってきた蓮くん。

ん?これって誕生日プレゼントくれるの……?

結絵「え、えっと、ぬいぐるみ!ぬいぐるみがいい!」

蓮「分かった。」

優しい。のか?


まぁいいやっ。

【蓮】

よかった。結絵嬉しそうだ。




結絵の笑顔が1番。 

休み時間〜


結絵「蓮くんはいっ!」

ん?綺麗な紙に包まれた箱をもらった。

蓮「なに?これ。」

結絵「今日蓮くんの誕生日でしょっ。だからだよっ。」

蓮「やっぱ好き。なんでそんな優しいの?」

結絵「お友達でしょ。」

そういって小さい可愛い手で俺の手を握ってくれた。微笑んでる。女神だ。

蓮「開けていい?」

結絵「先生にバレないようにしてよ?」

蓮「はーい。」






開けてみると……


ネックレス?

蓮「ありがとう」

結絵「えへへ。よかったー!」

蓮「つけて。」

結絵「え!?あ、わ、分かった。」




結絵「できたよ。うゎぁー!すごく似合ってるー!私のセンスがいいんやな。」

蓮「なんでだよ〈笑〉」

結絵「にしてもすごく似合ってるー!」

蓮「そうか?ありがとう」

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