青空が君を笑顔にするまで
風呂上がり。

 
洗いたての髪をタオルで巻いて自分の部屋をうろうろしていた。


ベッドの上に置いていたスマホからラインが届いた音がした。


スマホに飛びついた。


仁からだった。


私は仁からラインが来て一人はしゃいでいた。


暫く仁とラインをし合って。



仁が電話をしてくれることになった。



私のこと嫌いじゃないって……。


仁と話せる。


一日千秋の思いでこの日を待ちに待ちわびていた。


すると仁から電話がかかってきた。


私は慌ててスマホを落としそうになった。

 
胸に手を当てる、興奮して息が落ち着かない。


「もしもし?」


「あっ、はいっ……、もしもし。もしもし。仁?」


「うん」


「あー、やっと仁の声が聞けた……!嬉しい……!」


私は嬉しすぎて涙がこぼれ落ちてきた。


私の鼻をすする音で仁は気づいた。


「もしかして、泣いてる?」


「えっ、あ、うん。あー、もう、嬉しすぎて……」

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