君は無垢なフリをして​───本当は野獣。
「ま、驚くのも無理ないよね。八神 架琉っていえば、中野 神弥と並んで一年生のW王子って呼ばれてる子だし。」


「だ、W王子…」



何つー微妙なネーミング…



「あれ?花菜っぺ知らないの?W王子…」


「うん、まぁ…」



W王子の片割れは知ってるけど、ね。


まさか中野 神弥が本当に王子だとかって持て囃されていたとは…



「あのね、W王子である八神 架琉は黒髪金髪メッシュで女の子との噂が絶えないの。で、クールなんだけど、ベッドでは凄いの!」


「はぁ」



あー、ヤダ。


つい、想像しちゃったよ…



「でね、中野 神弥は超が3つ付くくらいの超絶美形!だけど八神 架琉と正反対で、浮いた話が一つもないのよねぇ…」


「え?」



嘘だ。


だって、この間…


中野 神弥は女の子を連れ込んでて、ピー(自主規制)してたっぽかったよ…?
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