愛情のカタチ 〜宝物〜


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時は絶ち、新築の家に引っ越したあたし達。

新しい家での生活も慣れ、もう4月。

お腹は大きくなり、臨月を迎えていた。
もう直ぐ産まれるんだなぁ…。早く赤ちゃんに会いたい。
毎日、そう思っていた。



洋太は通勤距離が少し長くなったから、朝が前より早い。


あたしは、毎朝洋太のお弁当と朝食の用意をする。


あ〜、あたしって良い嫁じゃない?(笑)


「じゃぁ、行ってきます!」

洋太が元気よく玄関を出る。


「行ってらっしゃ〜い!」

送り出す、あたし。


ヤバい、超幸せな、あたし。







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