たばこに隠された想い Ⅰ





と思っていたけど、



乗ったらあまりに近い距離感に景色どころじゃなくなってしまった



「ここ煙草吸えっかな」

「馬鹿、駄目に決まってんでしょ」


「なっ、馬鹿とは何だ馬鹿とは!」


嵐の発言にいつも通りの言い合いが始まって、私は思わず小さく笑ってしまった



「蝶羽、外見てみろよ」


嵐に言われ、外を見ると




絶景が広がっていた




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