たばこに隠された想い Ⅰ




ツーツー...


耳元に響く機械音


スマホを持つ手は宙ぶらりんで、


ゴトン


と音をたてて床に転がり落ちた






「蝶羽...?どうした」



スマホが落ちる音に嵐は心配そうに顔を覗かせる


いけない、心配させてはいけない...



「...大丈夫、今日は訓練私も参加するよ」


「おい、あげ「蝶羽さん参加するんすか?!」



< 177 / 269 >

この作品をシェア

pagetop