居酒屋ーーーキスをあげよう―――
中村久美という、女性がおり、彼女は今、モツ煮を食べていた。久美はモツ煮が大好きで、『―――これ・・・今までより、美味しいじゃない。レモンサワーも飲んでみたいわ―――。』
『―――そのくらいなら、大丈夫ですよ。』
彼女はずっと美味しいお酒を求めており、お客様に嬉しそうに、『―――こんな味がだせるなんて、凄い・・・泣きそう―――。』
菜月は見開くと、『―――本当に?ですか?それは、こちらとしても、嬉しく、楽しい一時です。他にも、ご注文はありますか?』と問う。中村久美は泣き止むと、『―――是が非でも、チーズがある、バターミルクを食べる事にした。貴方なら、適任であるわ。美味しいの、待っています。』と思い、中村久美は笑顔で帰っていった。
―――それから、店が終る時になり、お客さまは、ぞろぞろと変えて行った。泉陽介は今日は、『―――今日も・・・頑張ったな・・・』と、褒めていた。
お客様が笑顔になる、そんな居酒屋にしたかった。泉陽介はカニを食べる事にした。カニばっかり食べてると、太っていくぞ―――そう、菜月は笑った。

―――今日も・・・ありがとう―――

―――キスをあげよう―――
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