悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。


ちょっちょっちょっ、

ちょっと待って!?

ど、どうしてここに漣くんがーーーっ!?


「数学準備室に持ってってくれたら帰っていいぞ。俺、この後勉強見る約束してるし」


「あっ、ちょっ、せんせ……」


「頼んだぞ〜!」


「……」

「……」


ふたりにしないでくださいよ、先生!!

そもそもどうして漣くん!?


江川くんは!?


「俺が持つから、向坂はドア開けてくれる?」

「あっ、はい……」


見るからに重そうなダンボールなのに、なんなく持ち上げてスタスタ歩き始める。


「向坂?」


「あっ、い、今行きます!」


訳が分からないまま、慌ててその背中を追いかける。

一体どうなってるの……?
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