和菓子が繋ぐラグジュアリー。
「はじめまして。菊沢エリック恵斗です。
このベリーヒルズ総合病院の外科医をしています」
「は、はじめまして。蓮見花恋です。
よろしくお願いします」
驚きながらも頭を下げて自己紹介をする。
医師だと思ったが、外科の先生なんだ……!!
ここの外科医チームは、凄く優秀らしいから
きっと若いながらも優秀なのだろう。
あれ?でも……何で私に紹介してくれたのかしら?
私は、茶菓子を届けに来ただけだし
別に関わり合いがある訳ではないのだが?
不思議そうに首を傾げていると名誉院長先生が
「恵斗。せっかくだから外までお見送りして差し上げなさい」と言ってきた。
「えっ?そんな……悪いですし、大丈夫です」
それは、さすがに申し訳ないわ。
しかしお孫さんは、ニコッと微笑んできた。
「そうですね。花恋さんとお呼びしてもいいですか?
ぜひ、そこまでお見送りをさせて下さい」
「は、はい。ありがとう……ございます」
やや強引に承諾させられてしまった。
えっ?本当にいいのかしら?ご迷惑じゃあ……。
ワケが分からずに外まで見送られることに。
名誉院長室から出ると病院の中を歩く。
横で歩いていても看護師さんや女性の来客者の人まで
お孫さんを見惚れていた。
モデル並みにイケメンなのだがら当然と言えば当然なのだが凄い。