黒王子の溺愛
「っ…あ、もう…」
「もう?なんだ?美桜、聞かせて。」

「お願い…いじわる、しない…で?」
「ん?だって、いじわるされるの、好きだろう?そんな時の美桜は、目がうるうるしてて、身体も震えて、触れてもいないのに、愛液が溢れて、滴り落ちて、超絶にエロくて、煽られる。」

「あ…やぁん…」
「言葉だけでイケそうだな…。」
ふっと、笑った口元が妙にセクシー。

「ぁっふ…や…」
柾樹の長くて綺麗な指が、美桜の下半身を緩くなぞる。
それも、その周りをそっと、緩く。

直接、触れられている訳ではないのに、身体がビクンと揺れてしまうのを、美桜は止めることが出来ない。

「魅力に気づかないのは、美桜の方だ。」
柾樹はゆるりと笑った。

「美桜…、触るよ。」

宣言されることで、身体が待ってしまう。

柾樹が美桜に触れるまでの、ほんの数秒。

ほんの、少しのその間も、とても長く感じられて、柾樹の指が、敏感なところに触れた時には美桜は、甘やかな声を上げて、達してしまっていた。

「可愛い、美桜。」
優しくキスをされ、美桜はきゅうっと柾樹に抱きついた。

その後も、優しく、いじわるをされながら、何度も何度も、美桜は気持ち良くなってしまった。

えっと…何か大事なお話していたような…。
なんだったかしら…??


      ♪。.:*~END~♪。.:*・゜



(〃艸〃) ♡*.+゜もうちょっとだけ、続きます…。
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