再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~
でも、まあ、2週間で綺麗なボディラインを作ろうなんて考えが甘いよね。


とにかく、急いで水着に着替えた。


胸は綺麗に見えるように手で少し寄せてみたけど、ビスチェ風トップスのVラインに出来た谷間が、ちょっと恥ずかしい。


恐る恐る、全身を写す大きめの鏡の前に立ってみる。


自分の部屋で何度か着てはみたけど、改めて外で見たら何だか雰囲気が違って見えた。


セクシー過ぎて、似合ってない…?


そう感じたら、急にめちゃくちゃ恥ずかしくなってしまった。


これで瑞の前に行くのは…やっぱり無理だ。


仕方ない、とりあえずラッシュガードを着ていこう。


これで少しは隠れるよね。


私は急いで片付けて、プールの入口に向かった。


あ…もう、瑞がいる。


後ろ姿でもすぐにわかった。


隠しきれないオーラをまとってて、そこだけ妙にオシャレな空間が出来上がってる。
< 57 / 185 >

この作品をシェア

pagetop