予想を超えた政略結婚


この人は会社欲しさに
この結婚を承諾するつもりだ
私が思っていたお見合いして
それから恋愛してそんな関係じゃなくて
単なる結婚は名前だけ
だから相手なんか誰でも良いわけだ。


「あっ!それと
何年かしたら離婚しよう
だからそれまで
外では良い夫婦を演じればいい
家に入ればお互い自由
好きなことをすればいいんだよ
良くないか?」


「大人を騙すつもりですか?」


「騙す?まぁそうなるかな?
こっちにはその気は無いから!」


きっぱりと結婚を否定する相手に
「と言うことは
もしかしたら好きな人がいるんですか?
その人とのことを反対されていて
だけど結婚をしないと周りから
責められるから仕方なく
親の言いなりになるってことですよね?
相手に悪いと思わないんですか?
可哀想ですよ」


「何勝手に好きなこと言ってるの?
ドラマの世界じゃ無いんだよ?
君の推理には笑うしか無いわ」


じゃあ 
心に決めた人はいないってことか?
私は巻き込まれるのだけは
もう嫌なの。
 

「あっ!それと
今日はすまなかかった
まさか後ろから激突されるとは」
ムカつく言葉を並べていたのに
いきなり謝罪をされると
調子が狂う。


「いえ お身体大丈夫ですか?」


「不死身だからね じゃあまた」


いろんなことを言われたけれど
逆に電話で良かった
直接言われてどんな顔したら良いか。


話を終えみんなのところへ
帰った。


「あいつはなんて?」


「今日来れなかったことを
謝ってました」


「それだけ?」


「え?」


「それだけでそんなに長かったのか?」


何かを察しているのか
頭取は何か言われたのか?とか
しつこい。


「あっ。。。それだけではないですが」


そこに助っ人に入ったのは
相手の母。


「お父さん!長く話したと言うことは
それだけ意気投合したと言うことよ
ねっ?そうでしょ?
えっとぉ〜玲奈さん!」


「玲華です」


「あらっ!ごめんなさい
そうそう玲華さんだったわ」


そこでみんなが笑った。


両親は本当に良い人なのに
どうしてあんな堅物のような
性格の悪い息子が産まれたんだろ。


言いたい放題
自由気まま。





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