予想を超えた政略結婚
独身最後の旅の場所沖縄
沖縄を選んだ理由は
今1番訪れたい場所だったのと
幼馴染のりっちゃんに会いたかったから。
りっちゃんこと伊藤律子
結婚して伊藤ではなく吉村律子は
旦那さんの転勤で宮古島にいる。
こんな機会を逃したら
会う機会は無いかもしれないから
会って色々話がしたかった。
りっちゃんに会うのは2日目の予定だ
明日の朝那覇空港から
宮古空港へ移動予定なのだ。
だから今日は国際通りのお店で
りっちゃん夫婦への
遅くなった結婚祝いを買って
首里城辺りを見学して
ホテルへ泊まる。
とりあえず今日はタクシーを
チャーターしているので
タクシー乗り場を探すため
どっちへ行けばいいのか?
右か?左か?
キョロキョロと周りを見ていた。
あっ!左側ねと独り言を呟き
と重いキャリーケースを引きながら
歩き始めた。
「えっとぉ。。。
タクシーお待ちのお客様ですか?」
と声をかけられ素直に
「はい!」と答えた。
「あーお待ちしておりました
えっとぉ〜何様でしたっけ?」
「あっ!小園です!」
「はいはい小園様お待ちしておりました
タクシーはこちらのゲートで
待っていますのでこちらへ」と右側に
行くことを案内された。
「あ〜そうなんですね
逆を行ってましたね!
お迎えに来ていただいて
助かりました」
「いえいえそれも仕事ですから
それでお手洗いとかお済みですか?
少し距離がありますので
行かれていた方がいいかと思うのですが?」
「そうですね」
「でしたら私はこちらで待ってますね
お荷物お預かりしましょう」
ショルダーバックだけを持ち
キャリーケースを運転手さんに手渡して
トイレへと向かった。
少しトイレの混雑もあり
時間がかかってしまった。
先ほどの場所に帰ると
荷物と共に運転手さんの姿が消えていた。
え?なんで?何が起きた?
周りを見渡してもさっきの人はいない。
騙された?と気がつくまで
少し時間がかかってしまった。
そこからしても鈍い私。